DNF

またよりにもよって一番きっつい競技で…

しかもTV生放送のアナウンサは分かっていて、ただ失格になるのを見ているしかないという…

1. 係員が慌てて走っていったと思うんだが、あれって引き止めること出来なかったのかなあ。場所を離れられない係員は多いけど、選手が倒れ込んだりしたとき直接応対できる係はいるはずで、そういう人に連絡して走って止めさせるって出来そうに思うんだが…

2. 周回コースなんだから「周回終わり」と「そうでない人」が交錯するのは当たり前。記録係から誘導係へ連絡するとき誘導する人をゼッケンで指定してやらないとダメ。

3. 分岐点に係員が固まって誘導ってのもまずい。分岐点少し手前までコースを広めに取って、コース真ん中に数個パイロンでも立てておくとか。本人が周回が残っていると分かっていれば左を通って行くだろうし、間違って右にいっても係員が誘導するのに時間的余裕が取れる。

世界陸上についてはすでに、「外国選手の宿泊手配ミス」が報道されている。でも運営側は廊下で寝たことについては否定しているみたい。あと、ネットではボランティア掲示板からいくつかのニュースサイトを通じて「ボランティアシフトの破綻」という問題が取り上げられているけど、こちらもまだ大きく報道されていない。

でも、さすがに自国の選手を失格にしたとあっちゃ、今後いろいろな問題が取り上げられて散々叩かれそうですね。

追記

2.について追記。
競技本部の説明によれば、ゼッケン番号で誘導指示はしていたそうな。ただし、

  • カウント間違いを防止するため記録員は正副の2人いた
  • 周回した選手のゼッケンの番号を読み上げる係の声を聞き間違えたか何かで、副の記録員が1つ余計にチェックをつけた
  • 副の記録員は誘導係の近くにいて、すぐ誘導係に指示を出した
  • 正の記録係は誘導係から10数m離れたところにいた

… 
えーと
周回のたびごとに正副チェックかけなきゃ役に立たんのですが何で離れたところに? ゼッケン番号聞いてチェックして無線で照合してってやってたら選手行っちゃいません?
ひょっとしたら「1周前になったときだけ正から副へ照合呼びかけ、正しかったら次の周に誘導指示」ってやり方だったのかも。正からの呼びかけがないけど副が「もう終わりじゃん」と慌てて独自に誘導指示。

追記

1.について。
http://www.nikkansports.com/sports/athletics/2007/f-sp-tp0-20070901-249922.html

近くにいた救護担当の役員が慌てて山崎を追い掛け、間違いを伝えようとしたが、うまく伝えられなかったという。

うーん…